2011年01月12日
賃貸不動産探しの考察、「どこで決断するか?」

で、物件を「なんとなく見ている」という方も、意外に多い気がします。
不動産屋もいろいろありますので、成約を急ぐために「人気物件ですから、早く決断しないとすぐ決まってしまいますよ!」という場合もあります。逆に、本当に人気物件だから、「早く決めないとなくなりそうですよ」という場合もあります。実際、「これはイイな」と思う賃貸物件で、ネットに情報をアップしている途中(写真アップ中)に電話が入って、そのままの流れで決まったこともあります。
いい物件というのは、やっぱり存在するといえば存在します。
それでは、いい物件とは!?
その答えは「なんとなく物件を見ている」と、わからなくなってしまいます。
自分の予算でどんな部屋が借りられるかチェックしましょう
漫然と部屋を見ている方で、「もう疲れたからここでいい」と、決断される方がいます。
「えー、こんなにいっぱい見て、ここに決めるば~!?」という感じになりますが、ご本人は「もういいや」と、若干なげやりです。
そうならないために、最初はネットで「私の予算で、どれが借りられる?」というのを把握しておくとよいと思います。
大家さんも商売ですから、しっかり考えて家賃を決めています。
なので、相場というものが存在します。
意外なほど、「やはり、適正価格ですね」という値段に設定しています。
さすが、大家さんもプロだなぁという感じです。
たとえば、いー物件で那覇市内のワンルームを検索し、安い順にならべてみましょう。
●ここをクリックで、上の条件にあった一覧が出ます●
↑安い順に並んでいなかったら、「並び順」の「安い」をクリックしてください。
だいたい、繁多川とか寄宮とか若狭方面に、リーズナブルな価格帯の物件が多いことがつかめます。
首里にいくとちょっと価格が上がる傾向があるけど、なんか古い物件も多いので、安いのも混じってるぞみたいな感じです。
新都心には高い物件が多いです。
そのような地域差に加えて、駅から遠いか近いかで、ちゃんと値段が違っています。
そこに、部屋の大きさ、新しさを加味すると、「ここでこの広さで、この新しさなら、○万円くらいだな」みたいな感覚がつかめそうじゃないですか!?
イマイチな物件で妥協してしまうパターンの多くは、最初に相場とかけ離れた希望条件で探し始めたために「現実を見て疲れた~」となる罠にはまっている気がします。
あらかじめ「この場所でこの広さで、この新しさなら、○万円くらいだな」という相場感がわかっていたら、それより条件がいい物件を探せばいいので、話が早いです。
次に、不動産屋さんにコンタクト
というわけで、希望のエリア&予算がだいたい把握できる状態で、不動産屋さんにコンタクトをとるのがよいと思います。ネットで希望エリアの物件を多く出している業者さんでもよいですし、希望エリアに立地している業者さんでもよいと思います。
とりあえず、相場より条件がよさそうな物件=よい物件、と仮定して物件探しを始めてみましょう。
そうすると不動産屋さんが適当に「いい物件ですよ」と言ってるか、ほんとうにいい物件かが、なんとな~くわかると思います。
その上で、条件がいいだけじゃなく「自分に合っている」と感じる物件に出会ったときに決断すれば良いのではないでしょうか?
よい物件でスパッと決断できる方は、すでにそのようにされているように思えますが…。
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